2022年5月の日記 2

イチハ

GW が終わり、日常が帰ってきました。

  GW 中は天気が良くて、新緑の美しい爽やかな季節を感じましたが、

  引きこもりが板についてしまった飼い主には

  外の日差しが眩しく、

  部屋でシムレース三昧の日々を送ってました。

  練習に練習を重ねても上手くならないのは

  なんででしょう?

  なんか残念が感じがします。

 

2022年 5月 9日(月)

イチハ

今朝はくもり 気温13℃  日の出 4時40分

  散歩の途中で小雨が降ってきました。

  今日は雨の予報です。

  昨日、オイル交換の後、バイクを走らせたら

  風がとても気持ちよかったです。

  本当にいい季節になりました。

  コロナウィルスも治りつつあり、久しぶりに愛犬とツーリングに行きたいですね。

住まいの耐久性大百科事典

 小屋裏換気

  小屋裏換気とは?

   小屋裏は屋外との換気が必要です。

   冬季、室内の暖かい空気が小屋裏に入り、冷たい外気に接して屋根の部材に結露します。

   また、雨漏りにより木材が湿潤した時、乾燥しやすい環境を作ります。

  小屋裏換気の換気方式

   換気口の位置は、軒裏、小屋裏の壁面(妻壁)、棟部の3ヶ所です。

   妻壁ー妻壁方式、軒裏ー軒裏方式、軒裏または妻壁ー妻壁方式、

    軒裏または妻壁ー棟方式、などの換気方式があります。

  換気口の配置も重要

   換気に有効な位置に設けることが明記されている。

小屋裏換気

  小屋裏換気の注意点

   小屋裏の断熱材や下地材、小屋組部材が換気経路の障害になることがあるので注意。

   なお、屋根断熱の場合、小屋裏換気基準は適用されません。

   小屋裏換気は住宅の耐久性に重要な意味を持ちます。

 複雑な形状の小屋裏換気を考えると、屋根断熱を選択するのが妥当な気がします。

  もう少し深く考えつ必要があるかもしれません。

 

2022年 5月10日(火)

イチハ

今朝は晴れ 気温9℃  日の出 4時39分

  昨日の雨で、冷えた空気の朝です。

  今日はいい天気になりそうです。

住まいの耐久性大百科事典

 外皮内通気

  外皮内木部の水分による劣化を防ぐ

   小屋裏換気と外壁の通気構法を含む、床下などの空間に空気を流通させ、

   木部の乾燥を促す劣化対策処置の総称を外皮内通気といいます。

    1・建設時に十分乾燥した材料を使用する。
    2・雨水侵入に対しては外面を完璧に防水する。
    3・湿気に対しては侵入する経路を完全に遮断する。

   施工には変動が激しく、多くの職種が複雑な工程に関与し、現場の施工管理体制も

   万全に行うのは難しく、これを実施するのは容易ではありません。

  外皮内通気を行う際のポイント

   外皮内への事故的な雨水や漆器の侵入はある程度必然と考えて、

   外皮内通気によってその水分を速やかに気中に放散され、排出されて木材が乾燥状態に

   保たれるようにすることが、特に重要です。

    1・入口と出口を用意することで、通気経路の両端に換気口を設けます。

     問題の多い部位

      下屋の小屋裏、3面が壁に囲まれ、1面だけ外面に接するバルコニーの床下。

    2・通気経路を連続させる

     小屋裏や壁内には多くの構造部材や断熱材があり、これらが通気経路を塞いでしまう。

      ここで注意する部位は、たるきなどの2次構造材の端部納まりです。

  外皮内通気に関する注意点

   換気口からの雨水、大気中の湿気、雪などの侵入が問題です。

    このような水分の逆流を防ぐには、通気層開口部への風当たりが強い条件や

    通気総内外の圧力差が過大になりやすい通気経路では、なんらかの手段で

    層内気流速度を一定以下に抑える必要があります。

   外壁の通気構法での風音が問題になることもあります。

    透湿防水シートの選定にも気をつけなければなりません。

 今日の課題は、非常にテクニカルなものなので、

  建築主(建築オーナ)が実際にチェックするのは非常に難しいと思います。

  実際に施工する業者や設計者の技量により問題は複雑になります。

  多分、信頼できる業者を探すのが最重要な案件になると思います。

 

2022年 5月11日(水)

イチハ

今朝は晴れ 気温10℃  日の出 4時38分

  気持ちのいい青空と朝焼け、

  最高に楽しい朝の散歩でした。

  明日から、天気が崩れる予報なので、青空は見納めかも知れません。

住まいの耐久性大百科事典

 床下換気

  基礎部分の耐久性を高める工夫

   昔は、石を地面に置き、これに木の柱を立てました。

    石の上に置くことで、水の影響を抑えたと考えられます。

  江戸時代に布基礎が一般的になる

   江戸時代以降、町屋の基礎を壁状に連ねる「布基礎」が一般的になりました。

   布基礎の所々に通風用の開口を設けました。

  換気口を設ける基準

   建築基準法では

    床下時盤面になんらかの防湿処置があり、床構造が腐食する恐れがない場合を除き

     原則として、床上面の高さは45cm 以上とし、かつ、布基礎の5m に1箇所、

     有効開口面積 300㎠ の換気口を設ける。

   1990年代には、4m に1箇所、90年半ばには、開口を設けず、

    基礎外周全体の基礎と基礎上の土台の間を通気開口とみなす「ネコ土台」が一般化しました。

  床下空間(床断熱の場合)の湿度

   床下空間は、7月と8月の2ヶ月、湿度が100%になり、結露状態を示します。

   このため、床下空間の耐久性への影響を検討します。

    主要な構造体における防腐処置を施した部位は問題ないのですが、

    廊下の床など、防腐処置がされてない部位では、剛性が弱くなることが確認されました。

  基礎断熱と床下空間の湿度

   基礎断熱の場合、ベタ基礎、土間コンからの湿度が85% を超えることもあります。

   しかし、床断熱の床下空間の高湿化は確認できませんでした。

   すなわち、基礎断熱で換気を設けず、防腐処置も行わないことができます。

   ただし、床裏で断熱する場合、こう断熱するほど床下空間の温度が低くなり、

   断熱材の床下側表面に結露しやすくなることに注意が必要です。

 

2022年 5月12日(木)

イチハ

今朝はくもり 気温16℃ 日の出 4時37分

  天気は下り坂で、雨が続く予報が出ています。

  梅雨にはまだ早いよね?

  散歩が気になるイチハとスグハでした。

住まいの耐久性大百科事典

 地下室

  地下室はコンクリートが一般的

   掘り起こした土の処分費がコンクリートの材料費より高価な日本では、

   地下室の設置は相当高価になります。

   50cmから1mの外部空間(ドライピット)を1面か2面の壁の外に設けます。

  地下室の結露

   夏は外気温が高く、土の温度は低くなるため、涼しくて気持ち良いのですが、

   相対湿度は高くなります。

   結露は、温度が低いことと、絶対湿度が高いことによって発生します。

   夏期に地下室で発生する結露は、躯体耐久性への影響は大きくありませんが、

   室内仕上げや家具、調度品にダメージを与えます。

  地下室の結露対策

   夏期、地下室で発生する結露の対策は、決して換気をしてはいけません。

   地下室の温度を上げるか、エアコンによる乾燥を図ります。

   掘り込みガレージでも同様の結露が発生することがあります。

   ガレージに収納を設置する場合、濡れてもいいものを収納する必要があります。

 地下室があると収納に便利そうですが、

  コストと結露を考えると、不要な設備と言えるかもしれません。

 

2022年 5月13日(金)

イチハとスグハ

今朝は雨 気温17℃  日の出 4時36分

  しばらく雨が続く予報が出ています。

  お散歩に行けたい日が多くなりそうですが、

  ストレスが溜まらないように

  いっぱい遊んでやらないとね。

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第9章 耐久性の重要ポイント

 維持保全とライフサイクルコスト

  耐久性を確保するための適切な設計・施工

   住宅を構成する木材、木質材料、金属材料などを乾燥状態に保つこと。

   劣化リスクの高い計画に対し、回避策を十分検討する。

   雨水が侵入したり、結露が生じた場合でも劣化しないように通気層の厚さが必要。

  経年劣化と維持保全

   設計時に合理的な維持保全計画を立てることが重要です。

   2009年に長期優良住宅の認定制度が施工され、30年間以上の「維持保全計画」

   の提出が求められるようになりました。

  LCC を踏まえた外皮構造・使用先手の重要性

   ライフサイクルコスト(Life Cycle Cost) 「生涯費用」

   建物の企画設計段階、建設段階、運用管理段階、解体再利用段階の

    各段階のコストを総計して経済性を検討します。

   建設費のみを対象に評価してはいけない。

   企画設計段階での LCC 低減策

   1・建築物の省エネルギー化、光熱費の低減

   2・建築物の長寿命化、期間あたりのコストの低減

   3・各部材の耐用年数を把握、計画、効率的な維持管理を実行

   4・維持管理しやすい建築物の設計

  点検の重要性と LCC 上のメリット

   点検を定期的に実施することにより、予防的に材料の補修交換をした場合、

   事故や不具合による事後的な補修交換に比べ経済的なメリットが大きい。

   LCC を低減させつためには、ライフプランを考慮した上で、

   適合した仕様やメンテナンススケジュールを立案して、適切に設計・施工・

   維持管理することが重要です。

 

2022年 5月14日(土)

イチハ

今朝も雨 気温19℃  日の出 4時35分

  早朝のトイレ散歩の時は降っていなかったのに、

  明るくなると、本格的に降り出しました。

  今日も朝の散歩は中止です。

  ストレスが溜まらなければいいのですが・・・

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 初期水分

  初期水分の問題点

   建物が完成した時点で構成部材に含まれている水分のことを初期水分といいます。

   基礎コンクリート、外壁モルタル仕上げなど、木材、その他の建材に含まれる水分です。

   完成後、速やかに乾燥すれば問題ありません。

   長期間放出されずに残留して、カビや内部結露の発生源になります。

  見逃されがちな工事中の雨水

   雨量1mm は1㎡ あたりの水量は1Kg になります。

   工事中に雨がかかると、仕口部や付け目地の木口付近に多量の雨水が浸透します。

   この部分は乾燥しにくく、水分の逃げ場がないので、不具合の発生につながります。

  工事中の雨がかりが常態化している

   躯体を1階の床から順に積み上げていく工事では、躯体部に雨がかりは避けられません。

   躯体工事中の雨がかりが常態化しています。

   工事中の建物の雨養生、木材の吸収制限処置などの対策に加え、

   初期含水した躯体、下地の乾燥を考慮した層構成が重要です。

   外皮内通気処置は、侵入雨水、内部結露だけでなく、初期含水対策としても重要です。

 工事中の雨の問題は避けられないので、

  できるだけ雨の少ない季節に躯体を立てることを考えなくてはいけないですね。

  それにしても、信頼できる業者を探すのが重要になりそうです。

 

2022年 5月15日(日)

イチハ

今朝はくもり 気温16℃  日の出 4時34分

  日の出が早くなって、朝の散歩の時間も早くなりました。

  イチハは少し眠そう、大きなあくびを連発してます。

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 雨漏りと雨水侵入

  雨水による問題

   雨水によって直接、あるいはそれを発生源とする結露によって、

   木部の腐巧、金物の腐食、断熱材の含水による性能低下、カビの発生などを誘発します。

  防水性能の定義

   日本建築学会建築工事仕様書JASS12「屋根工事」

    「通常の風雨条件に対して室内への雨漏り及び屋根層内への有害な浸水を生じないこと」

   台風の時、サッシから雨水が吹き込んだりするのは、防水性の欠如と見做されますが、

    サッシ自体が傷んだわけではありません。

   雨漏りは部位の特段の劣化現象を伴わなくても不具合を生じます。

    雨水侵入は湿潤、汚染、長期滞留による劣化環境形成などの実害をもたらしますが、

    それ以外のものは許容されます。

 

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