2021年1月の日記 2

イチハ

2021年のお正月も終わり仕事始めとなります。

  お正月の間に増えた体重を正常な値に戻さなければなりません。

  暫くは散歩の距離を増やして対応したいと思います。

今週も引き続き、SharpCap Pro の操作を勉強することになります。

  自動導入経緯台でも納得のいく写真が撮れるように

  いろいろ試していきたいと思います。

 

 

2021年 1月 4日(月)

イチハ

今朝はくもり 気温ー3℃

  今朝の日の出は6時52分

  日の出の時間がまだ早くなりません。

  この時間が動き出さなければ、

  新しい年が始まったような気がしないのは言い過ぎでしょうか?

  毎日少しずつ日の出が早くなれば

  それだけ春が近づくことになるので、前向きな気持ちになれます。

昨夜は曇りで、星の写真が撮れなかったので

  今日はライブスタックについて調べました。

ライブスタック

  通常、1回の露出が30秒までの場合

    星の回転とドリフトを気にしなくても良いみたいです。

  今まで主に、15秒の露出をしていたので

    30秒の写真も試して見たいと思っています。

ライブスタックの画面のうち重要な設定は左側にあります。

ライブスタック

概要グループ

  Frames Stacked : スタックされたフレームー スタック上の現在のフレーム数

  Frames Ignored : 無視される(スタックされない)フレームの数

  Total Exposure : 現在のスタックが実行されている時間

コントロールグループ

  Align Frames : 整列と回転解除のオン/オフを切り替えます

  FWHM Filter : FWHM(フォーカス品質)の平均値による

         各フレームのフィルターを有効/無効にします

  Brightness Filter : 明るさフィルターフレームで検出された星の明るさによる

          各フレームのフィルタリングを有効/無効にします

          星の明るさの低下は、しばしば薄い雲によって引き起こされる

  Save Individual Frames : 各フレームを個別のファイル(FITS / PNG)として保存します

  Auto Save on Clear\Close : クリアボタンが押されたとき、

           または別のアクションによってスタックがリセットされたときに、

           スタックの自動保存を有効/無効にします

  View : スタック(これまでのスタックを表示 デフォルト)
     個々のフレーム(カメラでキャプチャされている個々のフレームを表示)

  Stacking : デフォルトのアルゴリズムとシグマクリッピングアルゴリズム

       からスタッキングアルゴリズムを選択できます

  この設定は、ほぼディフォルトで良い感じです。

 

 

 

2021年 1月 5日(火)

イチハ

今朝はくもり 気温ー2℃

  最近、イチハがドックフードを食べるのに時間がかかります。

  何か、いやいや食べているような感じで、

  ドッグフードを一つひとつ噛み砕きながら食べています。

  よく噛んで、ゆっくり食べるのは良いことなのかも知れませんが、

  早食いのスグハが、イチハの食事を横から狙って

  よだれを垂らしている所を見ていると

  かわいそうに思ってしまいます。

  イチハが食べ終わるまで、スグハを見張っているのが

  最近の食事の風景です。

昨夜晴れたので、SharpCap のテストをしました。

SharpCap

Exposure 15s  Gain 435

  ヒストグラムが50%になる様に Exposure と Gain を調整します。

  スタックの枚数による画像の違いを比較します。

M42

5Frames 75s

M42

10Frames 150s

M42

15Frames 225s

M42

20Frames 300s

M42

25Frames 375s

  フレーム数が多いほど、ノイズは減少しますが、無くなる訳ではなく

  許容範囲を見極めるのが難しいです。

  露出時間を30秒にして見る必要があると思います。

ちなみに、Save with Adjustments (調整月で保存)を使うと

M42

29Frames 435s

  赤い星雲が際立って美しい様な気もしますが、

  Fits ファイルから作った画像の方が自然な感じがして

  どちらが良いか決めかねます。

  手間を考えたら、圧倒的に後者の方を選びたいですね。

最後に昨夜の月の写真を載せます

月

  東の空に上ってきたばかりの月です。

  やや赤みがかかっていて美しいですね。

  これから暫く、月のない暗い空が広がるので

  暗い天体を狙ってみるのも良いでしょう。

  楽しみですね。

 

 

 

2021年 1月 6日(水)

イチハ

今朝は晴れ 気温ー1℃

  比較的高い気温の朝でしたが、

  昼過ぎになっても6℃までしか上がらず

  寒い1日になってしまいました。

今日のイチハは食欲が無く、朝食も昼食も食べられませんでした。

  この2、3日元気がなかったのですが、

  ここまで苦しそうなのは、ちょっと心配です。

  今日は病院が休みなので、明日まで様子を見て

  病院に連れて行くか決めたいと思います。

今日は SharpCap の画像データの保存についてです。

 

SharpCap

  SharpCap には4種類の保存方法があります。

  1 Save as 16 Bit Stack

    16ビットスタックとして保存すると、スタックデータが

    0から最大ピクセル値の間で0から65535の範囲に線形に再スケーリングされ、

    16ビットFITSファイルとして保存されます。

    このオプションがデフォルトになっています。

Save as 16 bit Stack

    この時、画像が鏡像になってしまうのですが

    原因は未だ分かりません。

  2 Save as Raw (32 Bit) Stack

    32ビットFITSファイルとしてスケーリングなしで

    完全な32ビットスタックデータを保存します。

    この画像は、Gimp を使って他の画像データに変換できないので

    使い勝手が悪いです。

  3 Save with Adjystments

    ライブスタッキング調整が適用された

    (つまり、ヒストグラム調整と色調整が適用された後の)

    画像が8ビットまたは16ビットPNGファイル

    (使用するカメラのビット深度に応じて)として保存されます。

    この形式の画像ファイルが一番使いやすいかも知れません。

    PNGファイルなので簡単に処理できます。

  4 Save exactly as seen

    画面に表示されているとおりに画像を8ビットPNGファイルとして保存します。

    これには、ライブスタッキングヒストグラムと色調整の両方の効果と、

    適用されている場合のディスプレイストレッチが含まれます。

    SharpCap の画像処理は大変優れているのですが、

    細かな微調節がし難いので

    現場で見てる時よりも、違和感のある画像になってしまう様です。

  1か3を使うのが良い様ですが、

    1がデフォルトになっているので、

    3をデフォルトに変更したい所です。

昨夜はくもりで写真が撮れませんでした。

  今日もくもりの予報なので、どうなるか分かりませんが、

  晴れれば、望遠鏡を出したいと思います。

 

 

2021年 1月 7日(木)

イチハ

今朝はくもり 気温ー1℃

  昨日飲ませた薬が効いてきて

  イチハもだいぶ元気が出てきました。

  一安心です。

SharpCap の「ステータス」タブについて

ShapeCap

  [ステータス]タブには、これまでのスタッキングプロセスとスタックに関する

  詳細情報が表示されます。興味深いのはスタッキング時間です。

  これは、各フレームに必要なアライメントとスタッキングの計算を処理するのに

  かかる時間です。

  この時間が露光の長さより長い場合、フレームはスタックからドロップされます

  レンダリング時間計算が完了するまでに、画面テイク上の画像を再描画するために

  どのくらいの時間を示しています。

  ノイズリダクションやシャープニングなどの特定のライブスタッキング機能により、

  レンダリング時間が長くなる可能性があります。レンダリング時間が長い場合、

  プログラムはライブスタックヒストグラムまたは色の設定の変更に

  ゆっくりとしか応答しません。

  スタッキングエラーが発生している場合、

  右側の情報パネルに現在のステータスまたは警告

  またはエラーメッセージが表示されます。

今夜晴れたら、露出時間30秒で試してみます。

 

 

2021年 1月 8日(金)

イチハ

今朝は快晴 気温ー6℃

  イチハの体調が戻り、今朝は元気にお散歩しています。

  気温が低いのに寒くないのだろうか?

  飼い主は寒くて死にそうです。

SharpCap の使い方

  昨夜も M42 オリオン大星雲を狙いました。

M42

Exposure = 30 Gain = 460 Frames = 35

  露出時間 30秒 、35フレーム 、 合計露出時間 1050秒

  ヒストグラムは50%に合わせました。

  ダークフレームとフラットフレームを適応しています。

M42

6Frames 180s

M42

20Frames 600s

M42

35Frames 1050s

  20スタックと35スタックを比べてみても

  ほとんど違いが分からず、

  長時間スタックしても画像の回転が気になるので、

  今後は20スタックを最大にて撮影することにします。

30秒の露光時間をかけても、Gain が460と高く、

  やはりノイズが気になるので、

  今夜の試写はヒストグラムのピークを40%で試してみます。

  Gain を200位に抑えられれば

  かなり良い写真が撮れそうですが、

  30秒の露光時間では無理そうです。

  やはり良い写真を撮るには赤道儀が必要ですね。

  経緯台でどこまでそれに近づけるかの実験ですが、

  思っていたほど良い結果にはつながらない様です。

 

 

2021年 1月 9日(土)

イチハ

今朝は快晴 気温ー6℃

  今季一番寒い朝です。

  散歩の時に持って行くエチケット水(ペットボトル)の水が凍りました。

  キャップの穴から水が出ないのは初めてで、

  今日の寒さが尋常でないのは確かです。

  昨夜の天体写真の時の寒さも厳しかった。

  まだ寒さは始まりに過ぎず、

  これからの事を思うと、憂鬱な気持ちになります。

昨夜撮った M42 オリオン大星雲

M42

Exposure = 30 Gain = 418 20Frames 600s

  昨夜は自動導入経緯台のバッテリーが切れ、

  途中から、カメラの冷却用電源のポータブルバッテリーから

  電源を供給したのですが、

  アライメントが不安定になってしまって、

  画像が大きくズレる、星の流れる写真になってしまいました。

今回は、ヒストグラムのピークを30%に合わせて

  ダークフレームとフラットフレームを設定して撮影しました。

  ピークを30%にしても、Gain が 418 と高く、

  ノイズの発生を抑える事はできず、

  物足りない写真になってしまいます。

  ピークをもっと下げてみるとどうなるかは、

  やって見なくては分からないのですが、

  ガス雲の淡いグラデーションを再現されるのかは疑問で、

  経緯台での写真撮影の限界を感じます。

良い写真を撮りたいなら、赤道儀が必須うという事です。

  壊れた重い赤道儀を修理するか、

  もう少し小型で軽量の新しい赤道儀を購入するか、

  検討しなくてはならないかも知れません。

  この写真で満足できれば良いのですが。

  難しい問題です。

 

 

2021年 1月10日(日)

イチハ

今朝も快晴 気温ー5℃

  今朝は寒波で水道が凍りました。

  いつも4時半に起きた時に水を出せば、

  水道は凍らないのですが、

  今日は起きた時には凍っていました。

  蛇口に3回、お湯をかけて水が出る様になりました。

  明日の朝も凍るのかな?

  この寒波、いつまで続くのだろう。

SharpCap の覚書

 アライメントグループ

SharpCap

  整列が機能するLive Stackには、最低3つ星が必要です。

  ただし、信頼性と良好な整列のためには、10〜15以上の星数が推奨されます。

  最初のフレームで検出した星を使用して、後続のすべてのフレームをスタックに合わせます。

 スター検出グループ

  Noise Reduction : 低レベルのノイズやホットピクセルを無視する助けSharpCapに

    ガウスぼかしを適用し有効にしたとき。選択は、ノイズ削減をお勧めします。

  Black level Threshold : このレベルより下のすべてのものは黒として扱われ、

    低レベルノイズを無視するのに役立ちます。

  Digital Gain : 星がかすかで検出されない場合、

    星検出プロセス中にゲインを適用するために使用できます。

  Minimum star width : これを増やすと、ホットピクセルが星として検出されるのを

    防ぐのに役立ちます。

  Maximum star width : これを小さくして、非常に明るい肥大化した星の

    検出を制限します。

  Highlight Detected Stars : これをチェックすると、検出された星の周りにボックスが

    配置されます 整列には黄色の星が使用され、整列には赤色は使用されません

    星の検出とアライメントの問題の原因を特定して理解するのに非常に役立ちます。

  Hot Pixel Warning!  : スター検出用に選択された設定の組み合わせが組み合わされて、

    単一のホットピクセルがスターとして検出されることを許可する場合を示します。

      o ノイズリダクション設定の増加
      o 最小星幅設定の増加
      o デジタルゲイン設定の削減またはオフ

SharpCap の機能は、非常に細かく設定できるので、

  使いこなせれば有益ですが、

  私の能力の範囲を超えているので

  覚えるだけでも一苦労です。

  まあ、習うより慣れろと言うし、

  色々いじって、試して見たいと思います。

  Reset All  : これを押せば、初期値に戻るので安心です。

 

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