6月も後半になると、気温が上がり、蒸し暑さが不快になってきます。
流石に、日中の気温が30℃を超えると辛いものがあります。
夏が近づいているのを感じる今日この頃です。
今週も、造園の勉強をしていこうと思います。
2022年 6月20日(月)
今朝は晴れ 気温22℃ 日の出 4時23分
昨日より日の出の時間が1分遅くなりました。
夏至は明日なのに、ちょっと不思議な感じですね。
今日も、朝から蒸し暑く、日中は30℃を超えそうです。
体が暑さについていけない感じです。
20・外構コーディネートの基本
インテリアをコーディネートするように、外構にも建築や緑に合わせ
コーディネートするセンスが求められます。
◎塀
特に面積の大きい塀は家の印象に大きく関わります。
素材を合わせることは重要で、ボリュームがあっても圧迫感を与えません。
塀はあまり高く造らず、低い方が風通しが良く防犯にもなります。
ただ、建物とのバランスを考えて高さを決めます。
◎門周り
門周りは、ポストや表札、インターホンがあり、これらは、できるだけ
目立たないように控えめに治めていく方が、美しく上品に仕上がります。
特に門扉は、アルミ製ではなくスチール製のものを使います。
◎外構リフォーム
外構リフォームで建物と調和させることも可能です。
写真で、Before → After が掲載されていますが、
印象の変化に驚くばかりです。
建物の色に塀の色を合わせ、階段を緩やかにカーブさせ、
ブロックの花壇を石垣にして
建物はいじっていないのに、家の印象が驚くほど変わりました。
外構、外庭は建物の顔になるので、真剣に考える項目ですね。
驚きました。
2022年 6月21日(火)
今朝はくもり 気温24℃ 日の出 4時23分
すごく蒸し暑い朝です。
今年も、24時間エアコン生活が始まりました。
電気代は、気にしないことにします。
21・生垣のすすめ
塀はブロックにこだわらず、敷地の「緑取り」と考えて生垣もいいと思います。
生垣がフィルターになって、室内に気持ちの良い風を送ってくれます。
生垣にする場合、ツツジはナチュラルに仕上げることができおすすめです。
隣家の境界までいっぱいに植えるのではなく、自分の敷地にランダムに木々を植える
のが理想です。
写真は、自然石を配置して、高木と中木、低木をランダムに移植した生垣です。
庭の一部ともいえる、美しい生垣ですが、それなりの幅を取ります。
かなり敷地に余裕がなければ出来ない贅沢ですね。
玄関に続くエントランスに用いることになるのかな?
低い塀と組み合わせる方がいいような気がします。
2022年 6月22日(水)
今朝はくもり 気温22℃ 日の出 4時23分
いつもの時間なのに、街灯が消えない暗い朝です。
雨が降るのかな?
梅雨らしい天気ですね。
22・土留めは、擁壁よりも石組
敷地に段差や斜面がある場合、コンクリートの擁壁で固めがちです。
少しでも土や緑を植えるスペースがあった方がいいので、
石組で土留をすることを提案します。
45度くらいの傾斜であれば、石組を精度良く作り上げることで、
傾斜を生かしながら土留をすることが可能です。
石組は、大小組み合わせながら不連続に配置します。
角をなるべく土で覆って、土面から露出しているように見せることで
自然の造形を作ります。
予算に余裕があれば、石組の選択は正しいと思います。
家の印象が格段に変わりますので、検討の余地は大いにあります。
2022年 6月23日(木)
今朝はくもり 気温22℃ 日の出 4時23分
梅雨の末期の非常に蒸し暑い朝です。
今にも降ってきそうな空模様、
憂鬱な気持ちになりますね。
2章 緑を楽しむ住まいのプラン
庭に出たくなる住まいづくりについて考えます
23・大事なことは視線の抜け
造園計画では、まず空を見て、次に周囲を見渡し、景色や樹木を探します。
同時に、お隣の窓や壁の具合や日当たり、風の向きをチェックします。
木と木の間から山が見えるようにしたり、
綺麗な山並みが隠れないように木を植えないことも検討します。
近所の公園や遊歩道、街路樹、お隣の庭木など、周囲に緑があれば借景とします。
遠景(山の稜線)、中景(近所の緑)、近景(庭)
これらが建物とうまく絡み合ってつながった時、樹木たちが本来の力を発揮します。
遠くが見通せる土地があれば理想的です。
私は街の中に家を建てようとしてるので、
視線が抜けるとプライバシーが丸見えになってしまいます。
理想からかけ離れてしまうのが、とても残念に思います。
2022年 6月24日(金)
今朝はくもり 気温22℃ 日の出 4時23日
夜明け前に降っていた小雨が止んで、
朝の散歩に出かけることができました。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
24・ここを庭にする、から始める家づくり
建坪率、容積率の上限で大きな家を建て、そこに塀、門扉、カーポートを置いて
隙間にシンボルツリーを植えて完成。
単調で味気ない住宅が街並みを作っています。
余ったスペースに庭を作るのではなく「ここを庭にする」から住まいを作りたいものです。
豊かな田園風景が広がる敷地では、
その景観をフルに活用できるように庭と窓をセットに最適な位置を決めます。
都心の敷地なら、
周囲の喧騒、視線から逃れ、明るく静かな中庭を設けるのがいいと思います。
住宅の計画と同時に造園計画も進めることが大事です。
敷地調査の時から、造園屋を呼ぶのが理想です。
庭を第一に考えて家を建てる、素晴らしい教えです。
2022年 6月25日(土)
今朝は晴れ 気温26℃ 日の出 4時24分
久しぶりの青空と朝焼けの雲、
梅雨明けが近いのかな?
正午の気温、37℃
耐えられない暑さになっています。
熱中症に注意ですね。
25・植物と住まいの良い関係
樹木を植えることで得られるメリット
夏は、木陰ができ、直射日光を遮ることができます。
建物を太陽光を晒さないことで、外壁の温度上昇を抑えます。
室温の上昇も抑えます。
庭に散水すれば、蒸散作用で、風の流れが生まれます。
夜は、樹木の間を抜けた涼しい風が部屋に流れます。
窓のそばの樹木は、緑のフィルターです。
縁側を吹き抜ける風に当たって昼寝をする
そんな子供の頃の夏休みの一コマを思い出しました。
癒しのある空間は理想であり、絶対必要なファクターですね。
2022年 6月26日(日)
今朝も晴れ 気温25℃ 日の出 4時24分
今朝も綺麗な朝焼け雲、今日も暑くなりそうです。
熱中症にも気をつけなければいけませんね。
正午現在、外気温は36度です。
26・隣家の窓と常緑樹
住宅密集地では、お隣の窓からの視線が気になります。
目隠しに木を植えるという解決策があります。
お隣も、窓の外に緑が眺められて気持ちよく過ごせます。
お隣の浴室やトイレの側には常緑樹を植えます。
ツバキやオガタマノキなどは、樹形が柔らかくておすすめです。
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