2022年5月の日記 4

イチハ

今年はどうも、五月晴れが少なく、雲の多い日が多いように感じます。

  梅雨入りはまだ先でしょうが、このところ、雨の多い日になっています。

  気温が低めで、過ごしやすいのが良いところです。

  ただ、愛犬の散歩が心配な毎日です。

 

2022年 5月23日(月)

イチハ

今朝はくもり 気温14℃  日の出 4時29分

  夜中に降っていた雨が上がって、雲が切れてきました。

  このまま、お天気になるのかと思いきや、

  雨が降ったり止んだりの日になってしまいました。

  このまま梅雨入りしてしまうのかな?

住まいの耐久性大百科事典

 木材保存処理

  木造住宅の劣化は、環境、設計、材料、施工と維持管理の5要因で決まります。

  木材の保存処理は、設計、施工、維持管理が適切でも、木部が蟻害や腐巧のリスクに

  暴露された時に劣化しない状況となるように行う処理で、

  防腐剤や防蟻材を木部に注入、含浸、塗布する処理を指します。

  ヒノキ、ヒバ、クリ材は保村処理を行いません。

  用いられる薬剤は種々ありますが、

  人体の健康や周辺環境への配慮から、化学薬剤への依存度は低下しつつあります。

  現場で処理するよりも、工場で処理する方が、木材の芯部まで薬剤が浸透するため

  耐久性は向上します。

 今まで考えていませんでしたが、檜の家には、それだけの価値があるのですね。

 金銭的な問題もありますが、檜の家を第1に考えてみようと思います。

 

2022年 5月24日(火)

イチハ

今朝はくもり 気温14℃  日の出 4時28分

  日の出が早くなって、早起きが辛くなってきました。

  昼食後の眠気が半端無いです。

  お昼寝するのに最高の季節なので、気持ちよく寝ることにしています。

住まいの耐久性大百科事典

第10章 木造住宅耐久性向上への取り組み

 国総研における共同研究

  膨大な研究を実施

   国土技術政策総合研究所(国総研)主催の共同研究

    「木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究」

      木造住宅の耐久性向上のため、水分の出入りの場所である

      屋根、外壁、床下などの外皮の構造・仕様の適正化が重要。

    24の研究機関、団体が参加しました。

     16の分科会に分かれ、1000時間を超える討議と、調査、分析、実験を経て、

     最終的に以下のような成果を得ました。

   住まいて向けー情報交換・維持保全のガイドライン

    木造住宅の耐久性を向上させる家造りのガイドライン

    木造住宅の長期使用に向けた屋根、外壁、床下のメンテナンスガイドライン

   造り手向けーリスク分析・評価ガイドライン

    木造住宅の水分に起因する劣化リスク分析・どう解説

    木造住宅外皮の雨侵入リスク評価手法

    木造住宅の外皮木部の水分履歴に応じた腐巧危険度予測手法

    外皮構造の異業種施工取り合い部のリスク分析

    ラスモルタル外壁の構造耐力に及ぼす接合部の耐久性評価方法(案)

    木造住宅外皮の設計施工に起因する不具合事例集

   造り手向けー設計・施工ガイドライン

    通気下地屋根構法の設計施工要領(案)

    木造住宅外壁の劣化対策重点部位の推奨収まり図(案)

    真壁木造外壁の防水設計施工基準(案)

    木造住宅外皮の換気・通気計画ガイドライン(案)

 とりあえず、いろんな研究があって、いろんな成果が出たということで

  中身は明日に続きます。

 

2022年 5月25日(水)

イチハ

今朝はくもり 気温16℃  日の出 4時27分

  天候の周期が速くなっていて、晴れの日が続きません。

  今朝は薄曇りで気温も快適、

  早朝の散歩は気持ちいいですね。

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 昨日のつづき

  長持ち住宅づくりに役立つツール

   「長持ち住宅の選び方(案)」

    住まい手を対象にしたWeb サイト

     住まいの不具合事例、基本性能、助成制度、防水、省エネ、結露、防災など

     重要事項について情報提供します。

   「長持ち我が家が家を築く!作り手との情報交換ツール」

     マイホームの要望より、住宅の仕様や性能を把握するための表計算ソフト

      このファイルは自動的に住宅の耐久性に関わる推奨率が表示されます。

      各社の提案する外皮の仕様、性能、必要経費などを比較評価できます。

   「住宅取得予定者のための材料選択シート」

     住宅の耐久性を確保する上で重要な外皮を構成する材料、部材の情報シート

      材料、部材ごとに、使用される役割、性能、種類、価格の目安を説明します。

   「住宅外皮重要ポイントチェックリスト」

     住宅発注者が設計者や外部の建築士など、住宅関係の有識者と相談しながら、

      採用の希望する構法・仕様を決める際の技術資料です。

 こういうツールを活かした業者がどのくらいあるのだろう?

  そこが問題だ!

 

2022年 5月26日(木)

イチハ

今朝は晴れ 気温17℃  日の出 4時27分

  綺麗いな朝焼け、今日はいい天気になりそう。

  でも、午後から天気は下り坂で、明日は雨の予報です。

  そろそろ梅雨入りかな?

住まいの耐久性大百科事典

 国土交通省住宅・建築物技術高度化事業による実証棟研究

  住宅・建築物技術高度化事業とは

   国土交通省が実施している技術開発補助事業で、住宅建築行政における

   政策課題の解決に寄与する先導的技術の開発を行う民間事業者を公募し、

   優れた技術開発の提案を応募したものに対して、国が当該技術開発に

   要する費用の一部を補助する制度です。

  背景

   欧米に比べて極端に短い日本の木造住宅の使用年数を延伸することが目的です。

   雨の多い日本で、木造住宅施工中の雨濡れの影響が竣工後の耐久性に

    どの程度影響するのか、これまで明らかにされていませんでした。

  最近流行のキュービックデザインの住宅が増加し、雨を直接受ける形態に変わっています。

  ロフトや勾配天井を設ける屋根断熱も急増しています。

  断熱、機密化を求められる、昨今の使用を考慮すると、耐久性の向上に十分配慮した

   設計、施工の下に建てることが重要であり、そのための技術開発が喫緊の課題です。

 

2022年 5月27日(金)

イチハ

今朝はくもり 気温19℃  日の出 4時26分

  少し蒸し暑い朝です。

  雨が降る前に朝の散歩ができました。

  午前中、激しい雨が降り、午後になって雲がきれ、

  青空が見えるようになりました。

  午後の散歩も大丈夫なようです。

住まいの耐久性大百科事典

 実証等の概要

  前述を背景に、兵庫県加西市に2階建ての木造住宅を建設し、

  2年にわたって、壁体内・小屋裏空間などの湿度と含水率変動を把握する

  実証実験を行いました。

  南側にルーフバルコニーがるキュービック形状で、屋根は3方向パラペット金属屋根

  外壁材はサイディングです。

  建物は東西方向にほぼ左右対称で、屋根、バルコニー、外壁の構造が通気・換気を

  積極的に導入した部分と、閉塞的な部分の2つに分かれています。

  屋根の野地板と断熱層の間は、30mm を設け軒先と水上に換気部を設置、

  もう一方は、同じ様に通気層を設けましたが換気部材を設置せずに閉塞しています。

  2015年11月から建設が始まり、2016年4月に竣工しました。

  その間、通常の住宅建設現場と同様に一般的な養生を行い、雨ぬれを経験してます。

 

2022年 5月28日(土)

イチハ

今朝は快晴 気温15℃  日の出 4時26分

  気持ちのいい青空、今日は暑くなりそうです。

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 野地板裏面の異変(黒ずみ)

  完成後2ヶ月で、

  閉塞した側の通気層の野地板裏面は水分を含み黒ずんだ状態へと変化した。

  黒ずんだ部分は木材の成分で、不抗菌ではありませんでした。

  鉄製の釘は錆が発生し、このまま放置すると腐食が進行します。

  天井裏の相対湿度が注目です。

  換気部材ありの区画は、気温の変化に応じて上下するものの、

  換気部材なしの区画は、日中わずかに低下するものの、ほぼ100%に達しています。

  つまり、換気部材なしの区画は結露が継続していたと推測できます。

 抗湿度の原因

  天井の相対湿度と降雨の相関は見られませんでした。

  老衰の可能性も極めて低いと思われます。

  結論

  施工中の雨によって水分を含んだ屋根下地合板全体から、日中の温度上昇、あるいは日射で

  水分が天井裏空間に放出され、これが最上部に移動して絶対湿度が上昇、

  周辺の木部に吸収された結果、この空間が常に高湿状態(結露)を示すことになった

  と考えられます。

 この実験は興味深いですね。

  施行中の木材の管理まできおつけなければならない。

  そう考えると、しっかりした施工業者を見つけることの重要性が

  ますます大切になってきます。

 

2022年 5月29日(日)

イチハ

今朝も快晴 気温14℃  日の出 4時25分

  青い空、朝焼けのグラデーション、爽やかな朝

  いい日曜日になりそうです。

  日中、気温がぐんぐん上がって、午後1時現在、31℃になりました。

  今年初めての30度越え、夏が近づいてきます。

住まいの耐久性大百科事典

 フローリングの染み

  大引きなど床の構造材が工事中の雨で濡れてしまって、カビが発生するケースがあります。

  実験棟では、床下地をわずか1日雨に濡らした結果、2ヶ月後に仕上げのフローリングに

  カビによる染みが表れました。

  隙間に湿気が集まり湿度が上昇し、カビが成長したもようです。

  フローリングの含水率は、カビが発生してないところで20%、

  発生した箇所で60%前後でした。

  工事中に構造材を濡らさないことが非常に重要です。

住まいの耐久性大百科事典1 を読み終えました。

 なかなか難しい問題が書かれていて、特に後半は重要な箇所ですね、

 施工業者による、細やかな配慮が必要で、オーナーが動向できない問題が多いです。

 業者選びの重要性を痛感しています。

 大手ハウスメーカーでも、基礎とか土台とかは下請け業者が請け負う様なら

 問題が発生してもおかしくないと思いました。

 建築期間全体を通して、的確に施工確認できる専門家を仲介はないのでしょうか?

 家を建てる難しさを、つくづく感じました。

来週、と言っても明日からは、

 外構と庭について調べていきます。

 

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