桜の花が咲き始め、春らしい気候になってきました。
寒い冬を越して、イチハとスグハも元気いっぱいです。
3月も最後の週になり、一年で最高の季節の始まりです。
2022年 3月28日(月)
今朝は晴れ 気温9℃ 日の出5時33分
綺麗な朝焼け雲。
日の出の時間が早くなってきて、
朝の散歩で出会う人が少なくなってきました。
早起きは三文の徳と言いますが、
誰もいない散歩道を歩いていると、なんか得した感じになります。
今日も楽しい1日になりますように。
劣化対策等級
劣化対策等級とは?
住宅性能表示制度の評価項目の一つです。
建物の構造躯体に用いられる木材の腐巧・シロアリ対策
鉄筋の錆対策などを3段階の等級で評価。
等級1・建築基準法が定める対策が講じられている
等級2・想定される自然条件、維持管理条件で50年〜60年維持される
等級3・75年〜90年維持される対策が講じられている。
長期優良住宅の認定にはこの等級が必要。
長期優良住宅は100年の耐久年数を指します。
劣化対策等級の基準
1・外壁の軸組等における防腐・防蟻処置
2・土台における防腐・防蟻処置
3・浴室、脱衣室における防水処置
4・地盤における防蟻処置
5・基礎における基礎高さ確保
6・床下における防湿、換気処置
7・小屋裏における換気処置
8・構造部材等における建築基準法施行令規定への適合
劣化対策は十分注意して勉強していくことになりそうです。
2022年 3月29日(火)
今朝はくもり 気温7℃ 日の出 5時31分
近所の桜が見ごろになり、新緑の芽が膨らみ、
春本番という感じで、気持ちも昂ります。
天気は悪いのですが、気持ちのいい朝の散歩でした。
構造計算書偽装事件
姉歯事件と呼ばれた
2005年、幾つものマンションやホテルの構造設計を行なった1級建築士が
構造計算書を偽装した事件。
この事件を受けて法律が改正
建築基準法と建築士法がそれぞれ改正された。
構造計算書のチェック制度や建築確認手続などが厳格になった。
2022年 3月30日(水)
今朝はくもり 気温9℃ 日の出 5時30分
今朝はボーとしていて写真を撮り忘れました。
仕方がないので、昨日の写真を使います。
なんだろう、ボケボケですね。
インスペクション
インスペクションとは?
候補にした既存住宅を事前に専門家にチェックしてもらうことで、
その住宅を購入する際の判断材料にし、安心して購入決定ができるようにする。
構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分
に関する基本的な検査方法を告示で定めました。
日本家屋は世代ごとに多額の住宅投資が必要
日本の住宅市場は新築偏重で、30数年で建て替えているため
多額の住宅投資が必要になります。
欧米のように80〜100年以上使い続けるため
住んでいる住宅を定期的にインスペクションして適切なメンテナンスをします。
受託の売買するときも、インスペクションを行って状態を明らかにします。
売買する当事者が住宅の状態を把握することが重要です。
政府がインスペクションを普及
基本的なインスペクションの方法を告示で定め
既存住宅状況調査方法基準
を宅建業法にも位置づけ重要事項説明時にインスペクションの実施の有無と結果を伝えます。
インスペクションを行う時期
既存住宅の売買時期に行いますが、
自宅の修繕工事が必要かどうかを判断するときや、
新築住宅の工事中、建売住宅を購入検討の際にも行うことがあります。
日本では第三者の「監視」がなされないことが多い
日本では、設計業務と施工業務が分離されてなく、同一の業者が行うことが多い。
建築確認機関による検査はありますが、ごく一部を見るに過ぎません。
日本でもインスペクションが少数ながら行われている
施主が新築住宅の工事中に専門家にインスペクションを依頼することがあります。
これを嫌がる業者が多数あります。
インスペクションを許容する業者を選ぶ必要がありそうです。
2022年 3月31日(木)
今朝はくもり 気温14℃ 日の出5時28分
今日は午後から雨予報です。
ここ数日、青空が遠いです。
昨日は写真を撮り忘れ、今日は投稿を忘れてました。
春ボケです。
第4章 木造住宅の基礎知識 骨組み編
製材と集成材
製材と集成材の違い
製材とは、原木を板谷角材に加工すること
集成材とは、小さい断面の板状にして、木材の繊維が並行になるよう
接着剤で再構成して作られたもの
集成材の長所と短所
原木より大きな物が作れる。
強度のバラツキを小さくする ・・・ 積層効果
製造工程が複雑で手間がかかり、コストが高くなる。
集成材の規格
JAS では、外面の品質だけでなく、接着性能や強度性能、ホルムアルデヒド放散量
などを試験方法と適合基準を定めている。
構造用集成材・化粧ばり造作用集成材・化粧ばり構造用集成材
に分類して規格を定めています。
2022年 4月 1日(金)
今朝はくもり 気温5℃ 日の出 5時27分
明け方まで降っていた雨も上がり、
今朝の散歩も順調です。
今日から4月、いい季節になりました。
新年度も頑張っていきましょう。
その他の木質材料
合板
丸太をカツラ剥きにした薄い板を接着剤で張り合わせて作ります。
合板はベニア板と呼ばれる。
単板の枚数はプライ数と呼ばれる。
接着剤の耐久性に注意。 特類、1類、2類、適した環境が異なります。
単板積層材 LVL
単板を木の繊維方向が並行になるように重ねていきます。
柱や梁など細長い骨組みのような用途で使われます。
製造工程が複雑で、コストが高い。
直交集成版 CLT
ひき板を繊維方向が直交するように積層接着したパネル。
マンションや商業施設の壁や床材に使います。
短期間で施工でき、建物の重量が軽くなる。
コンクリートに比べると断熱性が高い。
樹種の選択が可能ですが割高です。
OSB
短冊状の木片をプレスして、接着剤で固めたもの。
木片に無駄がなく、廃材を出さない。
価格が安く、よく見かける板材です。
パーティクルボード
木材の小片を接着剤と混合して、熱圧成形したもの。
解体廃材が使われる。
中密度繊維板 MDF
ファイバーボードの一種で、密度が中程度の物をいいます。
OSB はよくホームセンターで見かけます。
見た目が、ちょっとカッコいい壁材ですね。
2022年 4月 2日(土)
今朝は快晴 気温1℃ 日の出 5時25分
春とは思えない寒い朝です。
冬の名残の美しい朝焼けが印象的な朝の散歩です。
軸組構法
線でできている軸組構法
日本の伝統的な在来工法で、柱、梁といった軸組で支えます。
通し柱 土台から軒まで継ぎ目のない柱を四隅に使います。
管柱 一階と2階で中断された柱。
間柱 柱の間に壁の下地として立てる柱。
筋交 柱と柱の間に斜めに入れる補強部材。
胴差し 2階の床で、家の周りを横に架ける部材。
軒桁 軒が伸びる側に横に架けて屋根を支える部材。
火打ち 梁や桁や土台の角に固定された斜めの補強材。
木造ラーメン構造の特徴
柱や梁の接合部を剛接合した構造を「ラーメン構造」と言います。
鉄骨に比べ、木材は耐久性が低いが、品質の高い集成材を使用して
ラーメン構造を実現します。
これにより、壁が少なく、開放的で、地震に強い家が可能になります。
問題点は
接合部の強度を高める工夫が必要。
基礎と柱を連結する部分の工夫も必要になります。
2022年 4月 3日(日)
今朝はくもり 気温4℃ 日の出 5時24分
今日はこれから天気が崩れる予報です。
その前に、綺麗な朝焼け雲を眺めながらの朝の散歩でした。
枠組壁工法
面で支える枠組壁工法 (ツーバイフォー工法)
壁や床や天井などの面で支えるため、
高い耐震性、耐火性、断熱性、防音性を持ちます。
壁に大きな開口部を採れないのと、構造計算に制約があります。
ツーバイフォー工法の特徴
角材のサイズが、2インチ×4インチに統一されていて
この角材に面材を組み合わせて構成する単純な工法です。
高度な技術を必要としないという特徴があります。
熟練工でなくても、均質な住宅を作ることができます。
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