6月6日(月)、関東地方が梅雨入りしました。
昨年より8日早く、平年より1日早い梅雨入りです。
いつものことですが、憂鬱な日々が始まります。
最近の梅雨は、情緒とはほど遠いゲリラ豪雨も多発して
「梅雨らしさ」が懐かしい気がします。
しとしと降る雨に濡れる紫陽花に趣を感じる風流を楽しみたいですね。
2022年 6月 6日(月)
今朝は雨 気温14℃ 日の出 4時23分
いよいよ梅雨入り、今朝の散歩は中止です。
雨が続く予報が出ています。
昨日、ワクチンの接種に行っておくべきだったかな?
明日は晴れますように。
06・緑の量は多過ぎず、少な過ぎず
樹木がどのくらいあるかで、住宅の見え方が変わってきます。
緑の量は多過ぎず少な過ぎず、バランスが大切です。
間や余白をとりながら植えるようにします。
ポイントは、平面でも立面でも不等辺三角形を描くように植物を配置します。
均等に同じ木が並ぶ姿は、日本の街並みには合わないように思います。
安藤工務店の新社屋の写真
Before 、After の写真を比べることができます。
バランスの取れた配置を確認でき、無垢材の建物が映える
非常に素晴らしい造園に見えます。
2022年 6月 7日(火)
今朝はくもり 気温16℃ 日の出 4時23分
昨日から降っていた雨がやっと上がりました。
青空も少し見えてます。
今日は、スグハのワクチン接種に行こうと思っていたのですが、
断続的に小雨が降ってきて梅雨らしい天気なので
ワクチンは先送りにします。
07・高さの違う木を組み合わせて立体的に
植栽は、高木、中木、低木、下草で構成されます。
高木は、2階からの目線
中木は、1階もしくは地上を歩いている時の目線
低木は、座った時の目線
足元の、下草(グランドカバー)
高さの異なる複数の植物を組み合わせて、全体が立体的になります。
1畳のスペースでも、5本の樹木を入れることで可能性が広がります。
写真では、狭い中庭に生花のように植栽されています。
1・アオハダ(花期5〜6月)
2・ミツバツツジ(花期5月〜6月)
3・イロハモミジ(花期4月〜5月)
4・ハイノキ(花期5月)
5・オオデマリ(花期5月〜6月)
狭いスペースでも、庭として美しく見せつことができるのですね。
非常に参考になります。
プライバシーを重視するなら必須の知識です。
2022年 6月 8日(水)
今朝はくもり 気温14℃ 日の出 4時22分
紫陽花の花がよく似合うような梅雨の空。
今日もしとしと雨が続きそうです。
なんか趣があっていいですね。
08・生け花のように主軸を決めよう
建築の設計は、シンプルにまとめるための引き算があります。
不要な線を消して、より端正に美しく収めていきます。
造園では、足し算が基本です。
樹木を1本2本と足していきます。
「このへんで止めよう」「このくらいが一番美しい」
ストップするタイミング、引き際があります。
まず、主軸となる木を決めます。
それに対して、中低木を足していきます。
高木は光に向かって育つ姿が美しいので、曲がった木の方が自然に見えます。
季節によって建物の見え方が変わるようなドラマチックな植栽が理想です。
2022年 6月 9日(木)
今朝は小雨 気温16℃ 日の出 4時22分
今年の梅雨は梅雨らしい日が続きます。
趣があるのかな?
でも青空が見たいですね。
09・生命力が伝わる樹形を選ぶ
樹形は、森の中で成長を競い合っているさまが美しい。
高木があったら、その下の木は光を求め、横に枝葉を張っていきます。
なので、農園で苗から育てたものでなく、野山に近い環境で育ったものを使います。
同じ木でも、育った環境で性質が異なります。
暗い北斜面で育った木、明るい南の空き地で育った木
尾根で育った木、谷で育った木。
モミジなら、水が少なくても平気な尾根筋のものを選びます。
耐え忍んだ木は、生命力が伝わってくる、かっこいい姿をしています。
こうした樹形は、冬に葉が落ちた後の姿が美しいものです。
冬の庭の楽しみにもつながります。
2022年 6月10日(金)
今朝はくもり 気温17℃ 日の出 4時22分
今日も梅雨空、歳のせいか、いまだに衣替えができません。
夏の太陽が恋しいですね。
10・外庭で町に緑のお裾分け
戸建住宅の造園計画では、塀を少しセットバックして「外庭」を作ります。
町とご近所に、緑のお裾分けをどの家もすれば、
町並みが、どんどん豊かになっていきます。
この考え方は素晴らしいですね。
道に面した場所にはカーポートがあり、カーポートの奥に目隠しがあり、
家から通りが見えないようにすると、緑は塀の内側になります。
カーポートの場所と位置を工夫して、塀の外に外庭を作りたいですね。
2022年 6月11日(土)
今朝はくもり 気温19℃ 日の出 4時22分
少し蒸し暑い朝、梅雨らしい天気です。
今日も雨予報、うんざりです。
11・緑が増えると町の姿も変わる
住宅密集地に立つ「Y邸」は、
公道の小さな階段が隣接していて、外庭と一緒に階段脇も植栽することを提案しました。
区役所も柔軟に対応してくれて、何かあったらすぐに撤去する条件で受け入れられました。
外庭と一体になった公道の緑化が実現しました。
「町をよくしていこう」という想いが重なって実現できました。
コンクリートの塀を立てる代わりに外庭で町に緑を提供、
写真では、階段脇の斜面に、土が崩れないように石が配置され
塀際に、アオダモ、コハウチワカエデを植え、
石の間に下草を植えてます。
建物に対して小さなスペースですが、心和む空間になっています。
「外庭」の考え方はもう少し研究の余地がありそうです。
2022年 6月12日(日)
今朝はくもり 気温18℃ 日の出 4時22分
抱っこするまで動かないスグハ
最近、抱っこする時、飛びつくようになってきた。
ちょっと可愛い!!!
今日は、月に一度のトリマーさんの日です。
雨が降らなければいいのですが、
12・外庭ベンチは憩いの場
エントランスガーデンにベンチを置くと
まず、好奇心旺盛な子供たちがきて座ります。
じきに、大人たちもやってきて座り、交流が生まれます。
昔、お年寄りが縁側で将棋をしていたり、夏場、夕涼みをしていたり、
日本の風景を復活させたいという想いがあります。
写真は、ベンチに座った子供たちの写真。
街角に小さな幸せの風景とあります。
この考え方は生かしてみたいですね。
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