桜の花が終わり、新緑の季節になりましたが、
気温の低い日が続き、季節が逆戻りしたような日々です。
朝焼けと芽吹きの春を楽しみながらの朝の散歩は最高ですが、
天気の周期が短く、雨が降る日が増えています。
恵みの雨を残念に思う気持ちも少しあります。
2022年 4月18日(月)
今朝は晴れ 気温12℃ 日の出 5時03分
今は青空が見えてますが、午後から天気が崩れる予報が出ています。
お昼頃から小雨が降り出しました。
午後の散歩はできるのでしょうか?
出来るといいね!
第6章 健康と快適
24時間換気
24時間換気とは
常時換気、一般換気、全体換気、計画環境ということもあります。
台所の換気扇などは、局所換気といいます。
なぜ24時間換気が必要なのか?
建築材の中の接着剤などの成分が「シックハウス」問題を起こしたことにより
2003年に建築基準法を改正して、ホルムアルデヒドを含む木質建材の
使用制限と全ての居室に24時間換気設備の設置を新築住宅に義務付けました。
この結果、シックハウス問題は収束しました。
ダクト式セントラル換気システムとダクトレス換気システムがあります。
換気と保温の関係はどうなっているのでしょう?
省エネの観点からも興味がありますが、説明はありません。
2022年 4月19日(火)
今朝は霧 気温9℃ 日の出 5時02分
幻想的な霧の朝、雨上がりの冷たい空気が気持ちいいです。
今日はいい天気になりそうです。
シックハウス
意図しない気密化
80年代以降、建材と施工の合理化で、合板などの面材の利用が増えました。
断熱を伴う意図した気密化と区別するため、この時代を意図しない気密化と呼びます。
健康状態に影響を出始めた
意図しない気密化の結果、80年後半から健康状態に影響し始めました。
90年代に入って、大問題となり、シックハウス問題として広がりました。
化学物質過敏症とシックハウス症候群
化学物質過敏症とシックハウス症候群は別の問題であり、混同して混乱が生じました。
シックハウス症候群は、住宅内に限られ、外に出ると症状が治ります。
建築基準法にシックハウス対策が追加される
2003年、建築基準法にシックハウス対策を追加しました。
・全ての居室に機械式換気装置の設置義務
・ホルムアルデヒド発生建材の使用制限
シックハウス症候群の原因は、ホルムアルデヒドだけではなく、
トルエン、キシレンや、天然木材から放出されるαピネン類などがあります。
2022年 4月20日(水)
今朝はくもり 気温9℃ 日の出 5時01分
新緑が美しい季節になりました。
晴れていれば緑の輝きが眩しいところですが、
今朝は、あいにくの曇り、
でも、朝の散歩が楽しい季節がやってきました。
ホルムアルデヒド
シックハウス症候群の主たる原因の化学物質です。
沸点が低いため、通常の屋内で容易に気化します。
建材にはホルムアルデヒドの放散量に応じて、F ランクが作られました。
F4 は非常に少なく、F3 、F2 と数字が小さくなるほど放散量が多くなります。
建築基準法の改正で、F3 以下はほとんど使えなくなりました。
ホルムアルデヒドの濃度が下がってからカビの発生が増加しました。
カビの抑制には一定の効果があったようです。
現在は、ほとんど問題にならないので、頭の片隅に置いておく程度でいいですね。
2022年 4月21日(木)
今朝は晴れ 気温11℃ 日の出 5時00分
綺麗な朝焼け、今日はいい天気になりそうです。
そろそろフィラリアの薬を用意しないといけませんね。
室内換気方式
3つの方式がある
換気方法は、吸気と廃棄の2つがあります。
送風機を用いた室内換気方式は、第1種換気、第2種換気、第3種換気があります。
第1種換気 吸気にも排気にも送風器を使用する換気。
第2種換気 吸気に送風機を使い、排気は換気口を使います。
第3種換気 吸気は換気口で、排気は送風機を使います。
大半は第3種換気
第1種換気は、室内圧が大気圧と等しくなります。
第2種換気は、大気圧より高くなり、
第3種換気は、大気圧より低くなります。
日本では、大半が第3種換気で、次に第1種、稀に第2種になります。
温度差換気を上手に使用して、機械力を用いない全体換気を
パッシブ換気(第0種換気)といいます。
最も安価な換気が、第3種換気です。
2022年 4月22日(金)
今朝はくもり 気温14℃ 日の出 4時58分
明け方まで降っていた雨が上がり、
ひんやりとした空気が気持ちいい朝の散歩でした。
今日は、ペットクリニックでフィラリアの薬をもらってきました。
日中、気温がどんどん上がり、バイクの風が気持ちよかったですね。
少し遠乗りをしてみたくなりました。
第7章 省エネと断熱
屋根断熱
屋根を断熱すれば屋根断熱、天井を断熱すれば天井断熱です。
屋根断熱にすれば、屋根裏もロフトも居住空間に使えます。
充填断熱
ボード状の断熱材を垂木の間に埋め込みます。
断熱層の内側に防湿層を設けるか、透湿抵抗の高い断熱材を用います。
外張断熱
野地板の外側にボード状の断熱材を貼り付け、その上に止水層・屋根吹き材になります。
この場合、止水層の下に通気層を設けることがじゅうようです。
充填断熱と外張断熱を両方用いた、高断熱の使用もあります。
鋼板系の屋根材を使う場合、消音の観点からも断熱層を厚くする必要があるかも知れません。
瓦屋根は重いので、太陽光パネルを乗せつことを考えた場合、
どうするか悩みの種になりそうです。
2022年 4月23日(土)
今朝は晴れ 気温16℃ 日の出 5時57分
清々しい空、綿飴のような雲、とても楽しい朝の散歩でした。
今日も気温が上がりそうです。
天井断熱
天井面材の上に直に断熱材を施工する方法です。
天井断熱を採用した場合、小屋裏空間は換気口を設けることが原則です。
自然換気によって小屋裏に侵入する水分や湿気を外へ放出し、乾いた空気を導きます。
天井断熱には、フェルト状の断熱材や、ばら状の断熱材が使用されます。
共に、天井材の上に防湿シートを敷き、その上に断熱材を施工します。
屋根断熱と天井断熱、どっちが良いのだろう、
コスト的には天井断熱で、理想は天井断熱かな?
その場合、屋根裏を何に使うかが問題になりそうですね。
2022年 4月24日(日)
今朝はくもり 気温17℃ 日の出 4時56分
日の出の時間が冬至から2時間早くなりました。
早起きすると、昼間の眠気がひどいです。
なので、イチハとスグハとお昼寝するのが日課になってしまいました。
お昼寝は気持ちがいいですね。
基礎断熱
ベタ基礎の断熱
コンクリートのベタ基礎の外周部にボード状の断熱材を貼り付けて断熱する手法。
断熱する方法
立ち上がり部の外側を断熱する方法と、内側を断熱する方法があります。
シロアリの被害を防止する観点から、内側を断熱する方法が選択されます。
スラブの断熱は、中心部分は断熱せず、スラブの室内側を1m前後断熱します。
基礎断熱のメリット
床下空間を居住空間と同一の温湿度環境にすることができます。
床下空間を収納空間や空調のチャンバーとして利用できます。
コメント