秋といえば「実りの秋」そして「食欲の秋」です。
犬が秋に食欲を感じるかは疑問ですが、
例えば、夏バテがあるのなら、秋に食欲が増しても
不思議ではないでしょう。
食べることは生きる事なのですから。
今週は「食欲の秋」について語りながら、
我が愛犬の話も織り交ぜてみたいと思います。
2019年10月21日(月)
「食欲の秋」で思いつくのは、お米(新米)ですね。
我が家には田んぼがあり、この季節、採れたてのお米を食べることが出来ます。
瑞々しい新米の香りを感じることが、
豊穣に感謝の念を抱く、清らかな儀式でもあります。
そして、これから一年、豊かな年になることを祈ります。
お米は日本人にとって大事な主食です。
我が家の愛犬の主食は、勿論ドッグフードです。
以前は色々ドッグフードを変えていたのですが、
ここ数年はロイヤルカナンをメインにしています。
飽きることなく、食いつきが良いので、ずっと使い続けています。
ロイヤルカナンにしたキッカケは
アジリティーの永田ドッグスクールで勧めていたから
ちょっと試してみたのがキッカケでした。
毛並みの艶も良くなり、
今では変えの効かない主食になりました。
プレミアムドッグフードならどれも違いはないのでしょうが、
とりあえず、我が家ではロイヤルカナン一筋です。
2019年10月22日(火)即位礼正殿の儀
「食欲の秋」といえば庭の柿木です。
戦時中の食糧難のときに植えられた、小さな柿木です。
私が子供の頃は渋柿で、食糧難に貢献できたとは思えないのですが、
ある時、父親が邪魔な柿木を切ろうと言い出しました。
家族も反対することなく、しょうが無いと思っていたのです。
それが、父親の気まぐれで、切らずにおいたら、
その年の秋。 突然、甘柿になったのでっす。
それも、かなり甘い実を熟すようになり、
それ以来、我が家の秋の味覚となり、楽しませてくれます。
まあ、殆どは鳥に食べられてしまうのですが、
鳥の食べ残しを、皆でいただくのも、年中行事になっています。
今日は、即位礼正殿の儀の日です。
残念ながら、朝からの雨で外に出られず、
家で犬たちとゆっくりしています。
ネットで即位礼正殿の儀を見ましたが、
やはり、快晴のもとで、この式典を見たかったですね。
残念です。
2019年10月23日(水)
即位の礼の次の日
天皇陛下 おめでとうございます。
昨日、天照大神の奇跡のあった東京。
そして今日、その御加護が、この街にも広がりました。
清々しくも、美しい青空です。
我が家の小さな家族にも、少しのご加護がありますように。
「食欲の秋」
秋の味覚といえば松茸です。
父親が松茸好きなので、この季節は松茸料理を楽しみます。
焼き松茸に茶碗蒸し、と土瓶蒸し、
一通り味わうのが我が家の秋の風物詩です。
実は舞茸のほうが好きなのですが、
聞かれるまでは内緒にしています。
松茸を食べられなくなると、やはり困りますもの。
とりあえず、きのこの大様には敬意を払わないといけません。
稔りの秋は、本当に素敵ですね。
2019年10月24日(木)
「食欲の秋」今日のお題は”じゃがいも”
同じジャガイモでも、北海道のジャガイモは少し違います。
父親の友人から、毎年送ってくる北海道のジャガイモ、
男爵とメークインは
近所のスーパーでも売っている品種なのに、
その食味が、ぜんぜん違うのです。
言葉で表すのは難しいのですが、
そのホッコリ感とか、まろやかさとか、
我が家ではオーブンで焼いて、塩を振ってバターを乗せただけの
シンプルな料理が一番人気です。
カレーや肉じゃが、ハッシュドポテト、フライドポテト
色んな料理にしていただきますが、
本当に幸せな気持ちになります。
今日は一日曇り、明日は雨の予報です。
いい天気が続かないのが、もどかしいのです。
庭での練習が、滞って
少し伸び悩んでいます。
秋晴れが続いてくれることを願うばかりです。
2019年10月25日(金)
「食欲の秋」
秋の味覚で、外せないのは「さんま」
庶民の味のサンマが、高級魚になりつつあるのが寂しいですが、
おろし醤油で食べる、秋刀魚の塩焼きは
紛れもなく、秋の味覚にふさわしい食材です。
ただ、海無し県に住んでいる私としては
本当に美味しいサンマを食べたことがないかも知れません。
何故か、旅行でもサンマを食べた記憶がないのです。
庶民の味が裏目に出ていたのかも知れませんね。
今朝は、6時過ぎから大雨です。
早朝、ネットで雨雲の状況を見て
何時もより早い時間に、散歩に出かけました。
まだ薄暗いなか家を出て、帰ってくる頃、雨が降り出しました。
ネットがないと、何も出来ない自分に不安を覚える
そんな生活が、あたりまえになっていること。
気がつけば、未来の中に生きているようです。
2019年10月26日(土)
「食欲の秋」
秋の味覚で、忘れてはならないのが、新そばです。
私は、かなりの面食いで、そば、ラーメンを求め
東日本を走り回りました。
今となっては、昔の話かも知れませんが、
楽しい旅を、長く続けていました。
そば畑が、一面、真っ白に、そばの花が咲いている光景に出くわすと、
新そばが、恋しくてたまりません。
子供の頃は、そば嫌いで、うどん好き、だったのですが、
いつの頃か、何よりも、そば通になっていました。
3軒続けて、蕎麦屋をハシゴしたこともあります。
新そばの香りは、私の人生に、無くてはならないものです。
犬と一緒に出かけるようになってからは、
犬を車に残し、お店に入ることに、ためらいがあり、
コンビニを使うことが多くなってしまったのは、寂しい限りです。
でも、我が愛犬と一緒にいる幸せには変えられません。
2019年10月27日(日)
「食欲の秋」について、いろいろ語ってきましたが、
稔りの秋という、生命の結実を、別の命が糧にする
命の循環の、ひとつの断面に過ぎません。
自然の恵みに感謝し、新しい希望を祈る、儀式のようなものです。
私は基本的に秋は好きではありません。
一日ごとに、日が短くなり、気温も下がって、
寒くなるまでの、僅かな穏やかさは
心に寂しさを呼び覚まします。
冬の訪れとともに、凍りつく心を
少しでも慰めようと、秋には華やかな彩りがあるのでしょう。
しかし、まだ秋はこれからが本番です。
残り少なくなった秋を楽しむためにも
心を暖かいもので、一杯にする
それが出来るのも、秋の素晴らしいところです。
来週も楽しい日が続きますように。
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