お盆が過ぎて、朝が涼しくなってきました。
日中はまだ暑いのですが、過ごしやすい朝に
月日の流れを感じます。
朝の散歩が楽しい季節の始まりですね。
2022年 8月22日(月)
今朝はくもり 気温24℃ 日の出 5時03分
夏至の日の出から40分遅くなってます。
5時台の時間は、早朝とは言えないかも知れませんが、
朝の散歩は気持ちのいいものです。
今週も頑張っていきましょう。
81・虫や病気との付き合い方
植物にも抵抗力があるので、虫や病気で弱ることはあっても、枯れることは稀です。
害虫防除の方法
◎自分で対応する
虫は手で取り除くのが手早く、効果的です。
◎薬剤を使う
プロに相談するのは良いでしょう。
薬剤散布の基本は、予防剤を撒いて虫や病気を寄せ付けないことです。
◎薬剤の使用が気になる場合
無機質系の薬剤(セルコートアグリなど)を使います。
◎注意したい虫と病気
駆除して被害部分を取り除き、薬剤散布を行います。
◎枯れる可能性のある害虫
カミキリムシ、マツノマダラカミキリ、カシノナガキクイムシ
これは、自分で対処せずに、プロに任せる方がいいですね。
どうせ年に2、3回、庭師を入れるのだから
メンテナンスもしっかりやってもらいたいものです。
2022年 8月23日(火)
今朝はくもり 気温24℃ 日の出 5時04分
少し蒸し暑い朝です。
夜明け前、虫の音を聞くと夏の終わりを感じてしまいます。
日中は、まだまだ暑いのですが、
朝の散歩は、季節の変わり目を感じます。
82・雑草との付き合い方
造園界では、「草むしり」を「草引き」と言います。
雑草はできるだけ根から抜かなければなりません。
庭仕事で一番大変なのが草引きです。
しかし、最も庭の魅力を感じられるのも、草引きの時です。
かがんで、近づいて植物をよく眺めてみると、
雑草の中にもきれいな花を咲かせたり、可愛らしい姿をしているものが多くあります。
邪魔にならないのなら、少し放っておいて様子を見てもいいと思います。
「草引き」は無理、除草剤に頼るしかない根性なしの自分が残念でなりません。
雑草との付き合い方は難しいと思います。
2022年 8月24日(水)
今朝はくもり 気温27℃ 日の出 5時05分
非常に蒸し暑い朝です。
涼しくなって欲しいのに、秋はまだ遠いようです。
体力が削られていきます。
83・剪定で美しさを整える
植物は常に成長します。
庭の植物を良い状態で維持していくには、剪定したり、間引いたり、
人の手で植物をコントロールする必要があります。
剪定は成長を穏やかにし、混み過ぎた枝を透かして、風通しをよくし、
程よい光を下まで差し込むようにします。
また、美しい樹形、枝振りを維持するためにも剪定は欠かせません。
剪定の加減も空間によって対応を変えていきます。
アプローチ周りや、リビングからの眺め、2階の部屋からの景色など
それぞれの空間に合わせて少しずつ切り方を変えていきます。
家とのバランスや、街並みとの調和も大事です。
透かし剪定と刈り込み剪定
刈り込み剪定
枝の先端部分を切ることによって、丸くしたり、四角くしたりしていきます。
透かし剪定
自然樹形と呼ばれる形に仕上げます。
枝の付け根から切り取って、枝と枝の間を透かしいていきます。
これは素人には無理ですね。
職人に全部任せることにします。
2022年 8月25日(木)
今朝はくもり 気温24℃ 日の出 5時05分
雨が落ちてきそうな空模様、
今日も蒸し暑い朝です。
8月の後半になっても涼しさは期待できませんね。
84・透かし剪定の方法
「濃い・薄い」「柔らかい・硬い」「枝の流れと樹形」
◎濃さを合わせる
濃い、薄いは枝葉の量を表します。
樹木一本の濃さが揃ったら、隣り合う木、全体の濃さを合わせていきます。
◎枝の印象を柔らかく
細くて、風になびくような枝を「やわらかい」と言います。
柔らかい枝を維持するには、時に幹元から大枝を抜くように剪定します。
◎気勢をそろえる
幹や枝の流れのことを気勢と呼んでいます。
気勢を揃えることが、樹木の美しさを引き出します。
気勢にそぐわない方向に伸びた枝を切ることで流れを整えます。
「差し替え枝」を育てる
気勢にそぐわない枝を切る前に、数年前から枝を育てる必要があります。
幹吹き枝などで方向の良いものを残します。
樹木にはさまざまな性質があるので、切り方はそれぞれの枝葉の量や樹形、気勢に
合わせていく必要があります。
2022年 8月26日(金)
今朝はくもり 気温24℃ 日の出 5時06分
最近、朝焼けを見ていません。
青空が恋しいですね。
秋の高い雲が見たいです。
85・芝生の管理
◎刈込み
芝刈りは大変そうに見えますが、やってみると楽しい作業です。
芝を刈った後の美しさを見ると達成感がありますし、
芝の香りもいいものです。
芝は刈り込むことで、葉が上に伸びる代わりに密度が高くなります。
芝生の刈り込みは成長時期(5月〜11月)に月2〜4回が目安です。
刈り込みの高さは、15mm 〜 25mmです。
定期的に刈り込める家庭では、20mm くらいにします。
刈り込みは伸び過ぎないうちに行うのが基本です。
伸び過ぎた時は、高めで刈ります。(草丈の半分が目安)
芝生はランナー(地下茎)を伸ばして横に広がっていきます。
芝地以外に広がらないように仕切りを地中に埋設します。
芝生のきわをハサミで切ります。
根は仕切り部分に集中してくるので、仕切り際の根を時折カマで切る必要があります。
◎芝刈り機について
芝刈り機は、手動式・電動式・エンジン式があります。
芝生が100m2 以下の一般的な庭の面積では、手動式か電動式のいずれかです。
芝刈り機の歯を研ぐことをラッピングと言います。
ラッピングを行なってくれる会社を基準に芝刈り機を選びたいです。
ついに最終章になりました。
芝生の庭を作ることを目的に勉強を始めたので、
非常に重要な項目になります。
この項目は、3回に分けて書き込みたいと思います。
2022年 8月27日(土)
今朝はくもり 気温24℃ 日の出 5時07分
せっかくの週末ですが、天気が崩れる予報が出ています。
今にも降りそうな空模様ですが、この後、晴れてしまいました。
予報が外れて気温も上昇中、午後1時現在、32℃まで上昇しています。
◎除草作業・雑草対策
芝を狩る前に雑草は抜いておきます。
どうしても手に負えない場合は、除草剤の使用を検討します。
除草剤は薬量を間違えると、芝生を枯らすなどの薬害が出るので注意です。
◎水やり
春、気温が20℃くらいになると成長を始めるので
2〜3日に1回、たっぷり水をあげます。
夏は、朝方か夕方の気温の低い時間に撒きます。
冬は、休眠しているので、散水はほとんど必要ありません。
乾燥が続くときは、一週間に1度くらい散水します。
芝生はこまめな水やりが必要になるので
自動散水装置の設置を検討します。
◎肥料を与える
芝生は施肥することで、成長を促し、密度を高めます。
施肥後、必ず刈り込むようにしてください。
施肥は、4〜10月の間、一週間から10日程度で行います。
梅雨の時期は病気の原因になるので避けます。
2022年 8月28日(日)
今朝は雨 気温23℃ 日の出 5時08分
雨の日曜日
止み間に散歩に出かけました。
お散歩できてよかったね、スグハ!
◎目砂作業
目砂は芝生面を圴一にし、若返りにもなります。
年に1度は行いましょう。
3〜5月に行うのが一般的です。
目砂は芝生の葉が完全に隠れないように入れます。
砂はトンボなどで平らに均していきます。
目安は約3〜5㎜位です。
川砂か山砂が良いでしょう。
粒径(0.5〜3㎜)の細かいものを選びましょう。
◎病害虫防除
高麗芝は比較的病害虫に強い品種ですが、芝生が弱っているときは被害が出ます。
病害虫の被害がひどい時は薬剤散布を考えます。
◎芝生が枯れたとき
水切れ、病害虫によって部分的に枯れることは時々あります。
根が生きていれば時間はかかりますが、蘇生します。
大きな面積は枯れた場合、張り替えることもあります。
感想
庭づくりに対する、いろんなインスピレーションを受けました。
完成された庭を作るのではなく、余白を残し、後から足していくような
庭づくりをしたいと思ってます。
建物のデザインや外構とのバランスを考えて庭を作っていきます。
まずは建物の間取りを考えて、それを3次元に具現化して
建物のデザインを作ります。
建物に合わせた外構を構想して庭と作っていきます。
自動散水機と暗渠排水は必須ですね。
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