本のレビュー Premiere Pro スーパーリファレンス

Premiere Pro スーパーリファレンス

2019年11月8日に GoPro Hero8 を購入して

  本格的に Youtube を始めることを決めて、

  それに合わせ、11月10日に

  Adobe Premiere Pro を導入しました。

  当初、

  Adobe Creative Cloud のチュートリアルを参考にし、

  ネットや、Youtube のチュートリアルを

  気が向くままに閲覧し、

  Adobe Premiere Pro の編集の仕方が分かってくると、

  ぶつ切り状態の情報ではなく、

  体系的なリファレンスが欲しくなりました。

  そこで、2020年1月21日

  上記の本を手に入れることになりました。

 

本書、まえがきから引用します。

本書は、Adobeのビデオ編集ソフト『Premiere Pro CC 2018』の基本的な操作方法について解説したガイドブックです。
バージョンCC 2018をベースに執筆していますが、前バージョン CC 2017でも対応できるように構成しています。

また、 CC 2015より以前の旧バージョンでも新機能以外では対応・利用できます。
多機能なPremiere Proを使いこなすには、基本操作をマスターすることが重要なポイントです。
本書でPremiere Proのすべての機能について解説はできませんが、新機能を含めて、基本的な操作を網羅的にマスターできます。

残念ながら、本書では作品を創作するためのイメージの作り方については解説してありません。
しかし、自分で撮影した映像をどう編集すればイメージに近づけられるかはわかります。

 

本書は

  まえがきにも在るように、

  リファレンスではなく、ガイドブックです。

本のカバーのスーパーリファレンスに期待すると、

  少々がっかりするかもしれません。

 

しかし、

  初心者にとっては、非常に有用な一冊です

  初心者に必要な、初歩的な操作を

  写真を多用して、丁寧に説明しています。

ただ、Adobe Creative Cloud のチュートリアルで

  Premiere Pro ことはじめStep0 〜 Step2 くらいを

  習得して、

  Adobe Premiere Pro の一連の操作をマスターしてから

  本書を読むことを推奨します。

 

ネットやYoutube の断片的な、操作方法や、高度なテクニックを身につけるより

  基本的な操作方法を、体系的に勉強できるため、

  効率的に、Adobe Premiere Pro を習得できると思います。

 

【目次】
CHAPTER 1 Premiere Proの基本
CHAPTER 2 ビデオを編集する
CHAPTER 3 映像を演出する
CHAPTER 4 Premiere Proでカラー補正を行う
CHAPTER 5 モーションの設定と映像の合成
CHAPTER 6 テロップを作成する
CHAPTER 7 オーディオデータを利用する
CHAPTER 8 VR動画を編集する
CHAPTER 9 プロジェクトを出力する

 

CHAPTER 1 Premiere Proの基本

  ここは、もう少し丁寧に、

  プロジェクトの制作から、保存方法、動画の書き出し、

  といった、編集の流れを説明してほしかったです。

 

CHAPTER 2 ビデオを編集する
CHAPTER 3 映像を演出する

  この2つの章が、初心者にとって

  この本のメインになると思います。

  初心者が、まず覚えなければならないコマンドを

  非常にわかりやすく、丁寧に解説してあり、

  この本の価値は、ここにあると思われます。

 

CHAPTER 4 Premiere Proでカラー補正を行う

  この章は、前の2つの章に比べ、

  説明が不足しています。

  とくに、Lumetri スコープの説明と

  カラーホイールの操作は

  ほとんど解説がありません。

  カラーグレーディングに関しても、説明不足です。

  この章は

  非常に重要で、興味のある分野なのに、

  さらっと、流してしまっているのが残念です。

 

CHAPTER 5 モーションの設定と映像の合成

  この章は、CHAPTER 4 の前

  CHAPTER 3 の後ろに置くのが妥当ですし、読みやすいと思います。

 

CHAPTER 6 テロップを作成する

  この章も、もう少し詳しく解説してほしかった章です。

  Youtube を始めた初心者が一番、関心があるのは

  タイトルとテロップだと思います。

  文字のトランスフォームを中心に、

  突っ込んだ解説が欲しかったです。

 

CHAPTER 7 オーディオデータを利用する

  この章は、少し難しすぎて、少し手に余りました。

  Adobe Premiere Pro の編集に慣れたら、

  もう一度読み返したい章です。

 

CHAPTER 8 VR動画を編集する

  この章は、はっきり言って、いらないかなと思いました。

  初心者にVR動画は、敷居の高い話ですし、

  相応のカメラを揃える必要があるからです。

  ヘッドマウントディスプレイも

  話題にはなりますが、すぐに飽きそうで、

  買う気が起きません。

  この章は、

  内容も、サラッと触れただけのようなので。

  別の一冊の本にまとめたほうが良いような気がしました。

 

  その代わりに、

  ビデオエフェクトとビデオトランジションの

  よく使うコマンドを紹介してほしかったと思います。

 

CHAPTER 9 プロジェクトを出力する

  この章も、説不足の感が拭えません。

  もう少し詳しい解説が必要です。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
阿部 信行
千葉県生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ビデオ関連の執筆が多いが、ビジネスアプリからWeb制作関連まで執筆する「コンビニテクニカルライター」&PCインストラクター&雑誌編集者。ライター&編集業のほかに、Web制作、イベントのライブ中継なども請け負っている。また、フットワークが軽く、どこへでも講師の出前要請に応じる。介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)取得済み。株式会社スタック代表取締役。All About「動画撮影・動画編集」「デジタルビデオカメラ」ガイド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

感想

Adobe Premiere Pro の初心者には非常に役に立つ、入門書だと思います。
写真が豊富で分かりやすく、かゆいところに手が届くようなガイドブックになっています。
Adobe チュートリアルを終えた人には、十分価値が在る書籍だと思います。
本の後半は、少し焦点がボケて、Adobe Premiere Pro の機能の紹介になっていて、
初心者には敷居が高く、中級者には説明不足に思われ、
本の構成を、もう少し初心者向けに傾けたほうが、この書籍の価値が上がると思います。

 

 

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